welcome_image

リフォーム

これからの住宅はハンディーがあっても、なんらハンディーの持たない人と同じように生活出来るということが大事になってきます。このような発想から来たのがユニバーサルデザインです。これは誰にも「優しい」住宅と言う発想なのです。バリアフリーは当たり前と言う考えの下に、良きユニバーサルデザインの住宅がこれからの主流になってきているのです。

リフォームのポイント

 
  1. 10年先の家族構成等を考慮しながら、余裕のある間取りにしましょう。年老いた両親や子供夫婦等には多目的に使えるスペースを確保しておきましょう。 
  2. 敷地の位置や特性を良く調べましょう。日当たり状況、風通し、周囲の環境等悪い条件の場合は良い条件でカバーしましょう。
  3. 設備設計も将来を見越して立てましょう。コンセントなどは是非多めにしましょう。インターネット・デジタル放送等の情報関連などの通信の発達、セキュリティーや家具の配置変えなどに対応し、1部屋に最低3個は必要です。
  4. 建築基準法や関連法規が建築当時と異なっている場合があります。そのため建ぺい率等の関係から新築したほうが良い場合や増築したほうが良い場合があります。最新の法規を入手しておきましょう。
  5. 建材などは常に新しい物が出ていますし、新工法を利用した物もたくさんあります。多くの情報の中で何を必要としているかしっかり考えをまとめておきましょう。
  6. 高齢者や身障者のいる家の改築には補助金が交付される場合があります。福祉専門員やホームヘルパー、福祉住環境コーディネーター等の専門知識をもった人に相談しましょう。

リフォームの事例

高齢者・身体障害者をお持ちのご家庭などのリフォームの事例です。
各市町村でリフォームの補助金の対象となる場合があります。当社又は自治体福祉担当課や ケアマネージャー等にご相談してみて下さい。
当社ではベテラン1級建築士や2級・3級福祉住環境コーディネーターによるきめ細かい住宅相談もお受けいたします。
  • 玄関のバリアフリー化

    大きな入り口を3枚扉にした玄関。車椅子でも出入り自由なように表と玄関はバリアフリーにしました。扉の表にはグレーチングを敷き排水を玄関に入らないように施工してあります。車椅子や歩行に支障がある方には引き戸より開き扉が有効です。

  • カウンター兼ベンチの設置

    靴を脱いだり履いたりするのが大変な老人や身障者のため、玄関にカウンターを兼ねたベンチを設置。深くしゃがみこむことなく座って楽に靴の着脱ができます。荷物をちょっと置いたり、手がかりに使用することも出来ます。玄関と床の段差を少なくするために上がり框を小さくしました。

  • 浴室のバリアフリー化

    浴室のバリアフリー化にお金がかかりすぎるとお考えの方には、浴室内にすのこを敷き、脱衣室と風呂場との段差をなくすことも出来ます。掃除などのためにすのこの大きさを考え、取り外しが簡単な大きさにすることが肝心です。又材質も滑りにくい材質を選択してください。

  • 足が入る洗面台

    長時間立ちながらの洗面が容易でない方や車椅子の方のために足が入る洗面台も用意してあります。(松下電工資料より)


  • 手すりの設置

    足の不自由な人や高齢者のために手すりを付けてありますが、途中で途切れない一連の手すりになっていいます。
    不自由な人のためにも手すりは400cm以上は間隔は開けないように施工することが肝心です。手摺の端部は下向きに下げておくと歩行に障害がある人には引っ掛かりが無く安全です。

  • 築十数年の住宅の増築工事

    築十数年の住宅の二階へトイレと6畳の和室を増築をしました。

    上:着工前
    下:完成

  • 水周りの全面改修

    築30以上の住宅の水周り、トイレなどの全面改修を行いました。
    上:着工前
    下:改修後

リフォームローンの上手な借り方・返し方

一口にリフォームと言っても、クロスの張替えから間取りの変更までや規模の大小があります。工事内容によっては金額も違ってきます。大きな工事になれば自己資金だけでは足りなくなる場合もあります。その場合は住宅の新築時や購入時と同じように、公的融資や民間融資を受けることが出来ます。リフォームに利用できるローンは住宅金融公庫や財形融資、銀行ローン等があります。資金プランをたてる場合はリフォームならではのポイントを押さえて上手にローンを利用しましょう。
  • ローンは10年以内の完済を目標に
    色々なリフォームローンがあるので、つい金額を膨らましたくなるものですが、自己負担を良く考えた計画を立ててください。リフォームは建物の構造は変わりません。長寿命の建物とはいえ寿命も考慮して計画してください。
    ローンはなるべく短期間で返済できるように計画しましょう。
  • 家族構成の変化を考える
    50歳代からは家族構成やライフスタイルが大きく変化するときです。子供の独立や老後の生活の先のことを考えてリフォームしましょう。また退職金をあてにした多額のローンや年金生活までもローンが残るような計画は立てないほうがよいでしょう。収入の変化に対応できる計画作りが必要です。
  • 返済負担は月給の15%以内に
    「借りられるだけ借りる」と言う考えは返済のときに苦労します。住宅の返済に月々いくらなら返済可能かよく考えましょう。月々の負担が大きくならないように返済額は月収の15%以内を目安に「無理なく返せるだけ借りる」を心がけましょう。
  • 予算オーバーに対応できる資金プランに
    実際に工事に取りかかってから、それまで見えなかった部分の老朽化等が見つかって追加工事が必要になるなど、リフォームでは最初の見積よりオーバーすることが多々あります。当初の見積より1・2割程度大目の予算を組んで計画すると安心できます。
  • スケジュール確認を忘れずに
    公庫融資を利用する場合には融資資金の受取時が工事完成になります。工事代金を何回かに分けて支払うような高額のリフォームには、つなぎ融資が必要な場合も出来てきます。契約前に支払い条件について確認して計画をたてましょう。
  • 融資にかかる諸経費も忘れずに
    資金は工事にかかる工事代金だけを考えがちですが、リフォームローンを組む際には諸経費(自宅を担保にする場合は抵当権設定登記費用、融資実行手数料、保証料、火災保険料等)もかかります。全面改築する場合は仮住まい費用もかかります。余裕をもって準備しましょう。
ページトップ